国際教育交流センターでは、2024年6月6日(木)の昼休みに、JICA海外協力隊とのコラボ企画として“JICA協力隊の体験談Part 2「パナマ」”を開催しました。
まず、遠藤特任教授から「大学院高度グローバル人材育成」プログラムに関し、スケジュールや活動内容等について説明があったあと、JICA熊本事務所の尾上さんより、JICA海外協力隊派遣募集について紹介いただきました。
次に、今回の発表者である木村みゆきさんから、JICA海外協力隊として2017年度にニカラグア、2018年度にパナマに派遣され、図書館職員として働かれた経験についてお話を伺いました。
木村さんは最初にニカラグアに派遣されるも国内事情により、2か月で帰国し、その後、任国変更でパナマ南部のロスサントス県ラスダブラス市とグアラレ市の図書館に1年6か月配属されました。派遣当初、図書館を利用する子どもの少なさをみた木村さんは少しでも図書館の利用を活性化しようと日々の活動に尽力されました。発表では子どもたちに折り紙や日本語を教えた様子や、パナマの伝統的な踊りなどを写真や動画と一緒に紹介してくださり、学生たちはとても興味深そうにその様子を見ていました。また、JICAの活動に参加して「パナマだけでなく日本の良さも再発見できたことがよかった」と木村さんが語られていたのがとても印象的でした。
質疑応答では、学生からパナマの図書館の様子や本の種類について質問があり、木村さんは「本の種類は日本とあまり変わらないが、地方の図書館だと本がきれいに並べられていないこともあった」と答えておられました。
英皇娱乐官网_英皇娱乐游戏¥中国竞彩网推荐後の学生アンケートでは、「具体的なJICAの活動の様子を知ることができてよかった」という感想が得られました。